マーズ=中東呼吸器症候群の感染で、新たに4人の感染が確認され、感染者の数は合わせて154人になりました。また、新たに3人が死亡し、死者は合わせて19人になりました。
保健福祉部の中央マーズ管理対策本部が16日、明らかにしたところによりますと、新たな感染者は、先月27日と28日に家族の看病のため三星ソウル病院の緊急救命室を訪れた際に、感染したとみられる3人と、診療所級の医療機関で感染者と接触し感染したとみられる1人の合わせて4人です。感染者数は合わせて154人になりました。
この154人の内訳を見ますと、すでに感染した患者と同じ病院で治療を受けたり入院していた人が46%でもっとも多く、患者の家族や見舞い客が37%、治療に当たった医療スタッフが17%でした。
また、マーズで新たに死亡したのは、40代、50代、60代のそれぞれ1人で、死亡者は合わせて19人となりました。感染者に対する致死率は12.4%となりました。
一方、感染が確認されていた患者のうち3人が完治し、これまで完治して退院した人は、合わせて17人となりました。
隔離対象者は、前日より370人増えて、合わせて5586人で、潜伏期間が過ぎて隔離が解除された人は383人増えて、3505人となりました。