韓流のコントロールタワーの役割を担う、政府と民間による「韓流企画団」が19日発足式を行い、本格的な活動に入ります。
文化体育観光部は18日、政府と民間が協力し、韓流の発展に向けた戦略を策定し、持続可能な成長を図るため、「韓流企画団」を発足すると発表しました。
金鍾德(キム・ジョンドク)文化体育観光部長官と韓国放送協会の安光漢(アン・グァンハン)会長が共同団長を務め、政府の6つの部署のほか、地上波放送3社、主な芸能事務所、大手化粧品・ファッション会社、ドラマ制作会社協会、韓国貿易協会などが参加します。
これまで、韓流の拡散に向けた取り組みは、文化体育観光部の職員からなる「特別専門チーム」などの一時的な組織や、官民による諮問機関を中心に行われてきましたが、今回発足する韓流企画団は、放送局やコンテンツ会社、化粧品やファッションなどを手がける大手企業などが多数参加し、より有効な韓流関連政策を策定し、力強く推進していくことができると期待されています。
韓流企画団は、来月ポーランド・ワルシャワで、大規模な K-POPイベントを開催するほか、年内に5つの韓流関連事業を行うことにしています。また、2か月に1回、定期的にフォーラムを開催し、韓流のさらなる発展と拡散に向けた支援体制を確立していくことにしています。