マーズ=中東呼吸器症候群(MERS)の感染が拡大していることを受けて臨時休校していた学校の数が大幅に減りました。
教育部によりますと、21日午後3時までに22日の臨時休校を決めている全国の幼稚園、小中高校、大学の数は合わせて5校でした。
地域別で見ますと、ソウル近郊の京畿道(キョンギド)の幼稚園2か所と小学校1か所、南部の釜山(プサン)の幼稚園1か所、大邱(テグ)の大学1か所です。
マーズの感染拡大を防ぐための学校の臨時休校は、2日から始まり、12日には2903校に上ってピークに達したあと、徐々に減少してきています。
一方、保健福祉部によりますと、マーズ感染の可能性があって隔離対象となっていた3歳から17歳までの児童・生徒の数は、21日の時点で161人で、2日前の19日に比べて5割以上減少しました。