北韓は22日、日本の植民地支配から解放された「光復70周年」もすでに半年が過ぎていると強調し、韓国政府に対して南北関係の改善に取り組むよう、求めました。
北韓の朝鮮労働党機関紙、「労働新聞」は、この日、論説を発表し、「全民族が南北関係の改善と統一に大きな期待を抱いて迎えたことしも、既に半年が過ぎている」と指摘しました。
その上で、「南北は一日も早く対決を終わらせ、統一の道に進まなければならない。そのためには、南北関係と統一問題を外の力を借りるのではなく、わが民族の力で、自主的に解決していかなければならない」と主張し、韓国政府に政策転換を迫る狙いがあるという見方が出ています。