韓国を訪れている国連のゼイド・フセイン人権高等弁務官が、24日、元慰安婦3人と面会し、国連として問題解決に力を尽くしていくと伝えました。
国連の「北韓人権事務所」の開所式に出席するため、韓国を訪れているフセイン高等弁務官は、24日、韓国挺身隊問題対策協議会が運営する「戦争と女性の人権博物館」を訪れ、キム・ボクドン、キル・ウォンオク、イ・ヨンスの3人の元慰安婦と面会し、話を聞きました。
フセイン高等弁務官は元慰安婦ハルモニを励ましたうえで、元慰安婦の要求をまとめて、国連としても問題解決に力を尽くしていくと述べました。
面会の後、フセイン高等弁務官は記者団に対し、「今回の経験は感動的で印象深かった」としながら、元慰安婦との接触を続け、できる限り面会していきたいと話しました。