マーズ=中東呼吸器症候群の感染者がさらに1人増えて、合わせて181人になりました。
韓国保健福祉部は26日、新たに1人の感染が確認されたと発表しました。
感染が確認されたのは、三星ソウル病院の医師で、今月11日から15日にかけてマーズ患者の治療に当たっていました。その後、自宅隔離中に陽性と判明したものです。
これで、感染者は181人となりました。
また、死亡者は2人増えて、合わせて31人になりました。
亡くなった2人のうち70代の女性は糖尿病と脳梗塞を患っていて、80代の女性は膀胱(ぼうこう)がんの末期でした。
現在、治療中の患者は69人で、このうち13人の容体が不安定な状況です。
マーズが完治し、退院した人は7人増え、合わせて81人となりました。
現在、隔離対象となっているのは2931人で、前の日に比べて289人増えました。