マーズ=中東呼吸器症候群の感染者がさらに1人増えて、合わせて182人になりました。
韓国保健福祉部は27日、新たに1人の感染が確認されたと発表しました。
感染が確認されたのは、ソウルの江東(カンドン)慶熙(キョンヒ)大学病院の20代の医療スタッフで、自覚症状はなかったということです。
江東・慶熙大学病院の救急室では、多くの人への感染拡大の感染源となった患者のいわゆるスーパー・スプレッダーの70代の女性が、今月5日から6日にかけて治療を受けていました。
保健当局は新たに感染が確認された患者の感染ルートを調べています。
一方、新たな死者は出ていません。
マーズが完治し、退院した人は9人増え、合わせて90人となりました。
現在、隔離対象となっているのは2467人で、前の日に比べて464人減りました。