ことし1月から3月までの第1四半期の求人・就職人数が、去年に比べて増加したことがわかりました。
雇用労働部によりますと、常用労働者5人以上の標準的な事業所3万か所を対象に調査したところ、ことし第1四半期の企業の求人数は合わせて80万人で、去年の同じ時期に比べて2万2000人増加しました。
また、採用された人数は72万6000人で、去年に比べて3万7000人増えました。
産業別で見ますと、教育・サービス業が求人数15万2000人、採用者数15万人でもっとも多く、続いて製造業、施設管理・事業支援サービス業などの順でした。
企業の規模別で見ますと、従業員300人未満の中小企業の求人数が65万8000人で、従業員300人以上の大企業の4.5倍に上りました。
また、企業がことし第2四半期から第3四半期まで採用を進める予定の求人数は28万7000人で、去年の同じ期間に比べて2000人増えています。