ソウル広場では２８日、同性愛などの性的少数者による大規模なイベントが開かれ、市の中心部をパレードしました。
「コリア・クィア・フェスティバル」と題したこのイベントは２０００年から毎年開かれています。
イベントには、主催者発表３万人、警察発表７０００人が参加し、性的少数者がともに生きる社会の一員であることを訴えました。
この日は、アメリカ連邦最高裁が２６日に同性婚を認める判決を出したことが報告され、大きな拍手が沸いたりしました。
イベントには日本からも性的少数者らが参加しました。
一方、周辺では同性愛に反対する保守団体による集会も開かれましたが、大きな衝突はなく、参加者らはソウル広場から明洞まで２．６キロの区間をパレードしました。
保守団体との衝突が予想されるとして警察がパレードの禁止を通告していましたが、裁判所が禁止は不適切だとの判断を示し、可能になったものです。