マーズ=中東呼吸器症候群の影響で、今年の4月から6月までの第2四半期の旅行業の景況判断指数(BSI)が、調査が始まった2007年以来、最も低くなっていることがわかりました。
韓国文化観光研究院が17日から3日間、旅行関連企業149社を対象に景気判断を調べた結果、景況判断指数は14で、旅客船沈没事故が発生した去年の同じ時期の53に比べて39ポイントも低くなっています。
景況判断指数は100を基準として企業の景気判断を示すもので、100を上回ると、景気を良いとみる企業が悪いとみる企業より多いことを意味し、100未満ならその逆となります。
また、7月から9月までの第3四半期の旅行業の見通し指数は21で、去年の同じ時期に比べて52ポイント低く、第3四半期の見通しも不透明な情勢となっています。