マーズ=中東呼吸器症候群の新たな感染者は3日連続で発生しておらず、収束に向かいつつあるとの見方が出ています。
保健福祉部は30日、午前6時現在の感染者は、前日と同じ182人だと発表しました。新たな感染者が確認されなかったのは、3日連続です。
死亡者は1人増えて、合わせて33人になりました。
死亡したのは、81歳の女性で、心臓疾患と脳梗塞を患っていました。
現在、治療中の患者は54人で、このうち13人の容体が不安定な状況です。
マーズが完治し、退院した人は2人増え、合わせて95人となり、これまでの感染者の52%となっています。
現在、隔離対象となっているのは2638人で、前の日に比べて44人減り、3日ぶりの減少となりました。