政府は30日、2030年の温室効果ガスの排出を37%削減することを決めました。
政府案では、特段の対策を講じない場合(BAU)予想される2030年の温室効果ガス排出量を8億5千60万トンと推定していて、排出量をここから37%を削減し、5億3千6百万トンにするとしています。
これは11日に政府が発表した案に比べてさらに削減したもので、削減目標37%のうち、11.3%は外国との排出権取引などでカバーしていく計画だということです。
今回の削減目標について政府は、気候変動に対する韓国の国際的責任とリーダーシップを考慮したとしています。
一方、政府は今回の決定で産業界が受ける影響を踏まえ、エネルギー関連の新しい産業を集中的に育成し、産業界の負担を最小限に抑える対策を講じる方針です。