メニューへ 本文へ
Go Top

社会

ウィルス変異の遺伝子検査に疑問の声

Write: 2015-07-01 10:52:09Update: 2015-07-01 17:10:56

ウィルス変異の遺伝子検査に疑問の声

韓国で感染が拡大しているマーズについて、ウィルス学者から「ウィルスが韓国で変異した可能性」を提起する声があがっていますが、韓国の保健当局が遺伝子分析のため2度にわたってアメリカの医療機関に送ったウィルスは、症状の弱い、同じ患者のものであることが明らかになり、メディアなどから問題を指摘する声があがっています。
韓国の保健福祉部は先月6日、2人目の感染者から採取したウィルスの遺伝子分析を行った結果、中東諸国で流行したウィルスと遺伝子配列がほぼ一致することが確認されたと発表し、韓国での遺伝子の変異は起きていないとする見解を示しました。
2人目の感染者は、最初に感染が確認された中東帰りの男性の妻で、症状が弱く、最も早く完治しています。
その後、韓国保健当局は、先月韓国を訪れたWHO=世界保健機関の調査団の指摘を受けて、先月16日、多数の感染者を出したいわゆる「スーパースプレッダー」から検出したウイルスの遺伝子分析を実施する方針を示しました。
ところが、保健当局がアメリカの医療機関に送ったウィルスがまたもや2人目の感染者のウィルスであることが明らかになり、韓国のメディアなどからは問題を指摘する声があがっています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >