マーズ=中東呼吸器症候群の感染者が一番多く出ている三星ソウル病院で、また医師一人がマーズに感染していることがわかり、全国の感染者の累計は185人となりました。
死者は33人で、さらに治療中の患者11人が、容態が心配される状態です。
保健福祉部の中央マーズ管理対策本部が4日発表したところによりますと、新たに感染が確認されたのは、三星ソウル病院の女性医師(25)で、当局が感染経路を調べています。
三星ソウル病院では、これまでに合わせて90人のマーズ感染者が確認されており、このうち13人が医師、看護師らの医療スタッフです。
マーズに感染する医療スタッフが相次いでいることから、三星ソウル病院では、マーズ患者と接触した医療スタッフおよそ900人に対して、2日と3日の両日、感染の有無を確認する作業を行い、症状がある場合は隔離措置を取っています。