アメリカ連邦議会の下院議員ら6人が、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録に反対する意向を世界遺産委員会に伝えました。
反対を表明しているのは、アメリカ下院のマイク・ホンダ議員ら6人で、現地時間の3日、世界遺産委員会のマイヤーサ・アル・サーニー議長に宛てて、文書を送り、「世界遺産委員会が、日本政府に対して登録申請を修正するよう働きかけるべきだ」と主張しました。
理由としてマイク・ホンダ議員らは、「第2次大戦で日本軍の捕虜になった連合国軍兵士が、これらの施設で日本軍によって強制労働を強いられていた史実が記載されておらず、説明が不十分だ」としています。