崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副総理兼企画財政部長官は、朴槿恵(パク・クネ)大統領が「経済革新3か年計画」を通じて実現を目指していた、いわゆる「474ビジョン」について、計画の達成は見込めないとする見解を示しました。
「474ビジョン」は、去年の2月、朴大統領が就任1年に際して国民向けに発表した談話の中で述べたもので、「経済革新3か年計画」を通じて、2017年に3%台前半にまで落ち込むと予想される潜在成長率を4%台にまで引き上げ、雇用率を70%に引き上げるほか、1人当たりの国民所得4万ドルに引き上げるとしていたものです。
これについて、崔炅煥経済副総理兼企画財政部長官は今月15日の就任で1年になるのを前に、7日記者懇談会を行い、「474ビジョンは、ひとつの目標に過ぎない」として、計画の達成は見込めないとする見解を示しました。