北韓の金正恩第1書記が金日成主席の21周忌だった8日、金日成主席と金正日国防委員長の顔が入ったバッジをつけずに参拝していたことが確認されました。
朝鮮中央テレビは、金正恩第1書記が8日、金日成主席と金正日国防委員長が眠る平壌(ピョンヤン)の錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を参拝する様子を報じましたが、金正恩第1書記の左胸にバッジはありませんでした。
金正恩第1書記は、6月にも14回の公開活動のとき、8回もバッジをつけていませんでしたが、金日成主席の命日にバッジをつけなかったのは、今回が初めてです。
さらに、北韓では金日成主席と金正日国防委員長、金正恩第1書記の顔が入ったバッジを製作していて、10月10日労働党の創立日にこのバッジを党員らに配るとの観測が出ています。
これについて専門家らは、「就任4年目となり、金正恩第1書記の独り立ちが本格化している」と分析しています。