韓国企業のことしの夏の休暇日数は4.6日で、去年に比べて0.4日長くなったことがわかりました。
韓国経営者総協会が、全国の421か所の企業を対象に調査したところによりますと、ことしの夏の休暇日数は平均で4.6日となり、去年の4.2日に比べて0.4日長くなりました。
夏の休暇を取る時期は、8月初旬が42.2%でもっとも多く、続いて7月末、8月中旬、7月中旬などの順でした。
また、社員に支給することしの夏のボーナスは、平均で去年より2.1%多い57万4000ウォンになりました。
一方、去年に比べて休暇の日数が増えた企業を対象に理由を尋ねたところ、「不景気による生産量の削減」がもっとも多かったということです。
これについて韓国経営者総協会の関係者は、「夏の休暇日数は、2004年に1週間の労働時間が最大で40時間に定められて以来、一時的に増加したものの、再び減少に転じていた。しかし、2012年からは、景気不振の影響で生産量を削減するため、夏の休暇日数を増やす企業が多くなっているものとみられる」と説明しています。