ことし上半期のタバコの売上げは、去年に比べて28%減少した一方、タバコ税の歳入は1兆2000億ウォン増加したことがわかりました。
韓国では、ことしの元日からタバコ税が一斉に引き上げられ、タバコの値段が去年に比べて2000ウォン上昇しています。
企画財政部によりますと、ことし1月から6月までの6か月間、タバコ税の歳入は合わせて4兆3700億ウォンで、去年の同じ時期に比べて1兆2100億ウォン増えました。
一方、ことし1月から6月までのタバコの販売量は14億6000万箱で、去年の同じ時期に比べて28.3%減少しました。
これについて企画財政部の関係者は、｢タバコの値段が引き上げられたことでタバコの販売量が減少したものの、タバコ税による歳入額は増加しているので、このままいくと、ことし1年間のタバコ税の歳入額は、去年より3兆ウォン増加して10兆ウォンに上るものと予想される｣と説明しています。