台風９号は１３日未明、北韓の西海岸に上陸、温帯低気圧に変わりましたが、韓国では各地で雨や強風による被害が出ました。
１２日には南部の全羅南道の農耕地４００ヘクタールが浸水したほか、果樹農家では１２５ヘクタールで強風による落果の被害が出ました。
また、同じく全羅南道では工事中だった土壁の建物が崩れ、１人が死亡しました。
空の便の欠航も相次ぎ、韓国空港公社によりますと、１２日まで国内線の５７０余りの便が欠航し、沿岸フェリーなど１６４隻も運航を見合わせました。
空の便は１３日朝から正常運航に入っています。
台風９号は各地で被害が出たものの、中部内陸地方を中心に部分的に干ばつの解消につながりました。