タバコの値上がり以降、成人男性の喫煙率が大きく下がったことが調査でわかりました。
韓国では、ことしの元日からタバコ税が一斉に引き上げられ、タバコの値段が去年に比べて2000ウォン上昇しています。
保健福祉部がことし5月1日から15日まで全国の成人男女2500人あまりを対象に電話調査を行って、15日、結果を発表したところによりますと、男性喫煙者の7人に1人がこの1年間で禁煙したと答え、男性の喫煙率は、去年の同じ時期に比べて5.8ポイント下がって35％になったということです。
これは、この5年間の喫煙率の年平均低下幅の0.96ポイントの6倍にあたるものです。
この1年間で禁煙した人の3人に2人は、タバコの値上がりで禁煙したと答えました。
またタバコの値上がり以降、男性喫煙者の24%が、喫煙量を減らし、43%が禁煙に挑戦したと答えました。
さらに喫煙者の5人に1人は、これから6か月以内に禁煙に挑戦すると答えました。