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経済

三星物産が第一毛織合併 グループ内株持ち合いが簡略化

Write: 2015-07-18 12:05:17Update: 2017-03-09 21:32:17

三星物産が第一毛織合併 グループ内株持ち合いが簡略化

三星物産は17日の臨時株主総会で、三星グループの持ち株会社である「第一(チェイル)毛織」との合併を 69.53%の賛成多数で可決しました。
「第一毛織」と「三星物産」との合併については、三星物産の大株主であるアメリカのヘッジファンド「エリオット・マネジメント」が、 合併比率が三星物産側に不利だとして反対し、三星側と対立していました。
しかし17日に開かれた臨時株主総会には、株主のおよそ85%が参加し、3分の2を上回る69.53%の賛成で合併が決まりました。
社名は「三星物産」とし、9月1日付でスタートします。
これで第一毛織を起点にグループ会社の株式を順繰りに保有していた三星グループの複雑な循環出資構造が、新会社の三星物産が三星生命、三星電子に出資する形に単純化されました。
また第一毛織の筆頭株主で、グループ全体の経営を率いている三星電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が新会社の筆頭株主となり、グループ全体への支配力を強めることになりました。
李在鎔副会長はことし47歳、創業者の孫で、三星電子会長の李健熙氏の長男です。

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