マーズ=中東呼吸器症候群の新たな感染者が、今月6日から13日連続で確認されず、死者も10日に出たあと7日連続発生していません。
保健福祉部の中央マーズ管理対策本部によりますと、18日午前6時現在、マーズに感染した人は、合わせて186人、死者は36人で、変動はありません。またこの病気による致死率は19.35%となっています。
さらに隔離対象者は、前日より57人減って98人となりました。
現在治療を受けている感染者は15人で、このうち4人が不安定な状態だということです。
ところで保健福祉部は、多数の感染者が出た三星ソウル病院で先月13日から取ってきた外来診療や入院受け入れ制限、部分閉鎖の措置を、週明け20日にすべて解除する方針です。
20日は、韓国でマーズ感染者が初めて確認されてからちょうど 2か月となり、新たな感染者も出ていないことから、終息局面に向かっているとする見方が広がっています。