韓国では、最近、レジャー・余暇活動として自転車で遠くへ出かける人が増えていますが、自転車関連の交通事故がここ2年間で3倍近く増加したことがわかりました。
京畿(キョンギ)地方警察庁によりますと、全国の自転車関連の交通事故の年間発生件数は、3年前の2012年は461件でしたが、2013年は748件、去年は1242件に上り、ここ2年間で3倍近く増えているということです。
また、自転車関連の交通事故によるけが人の数は、2012年は461人でしたが、2013年は753人、去年は1300人に上りました。
一方、自転車関連の交通事故による死亡者の数は、2012年は33人でしたが、2013年は26人、去年は25人に減少しています。
これについて警察は、「自転車の同好会などに入会し、団体で自転車に乗って遠くへ出かける人が増えており、自転車関連の交通事故が増加している。しかし、ヘルメットなどの保安装備をきちんと備えて自転車に乗る人が増えているので、死亡者の数は減少しているものとみられる」と説明しています。