輸出の不振が続いていますが、ことし7月から9月までの第3四半期には、輸出がやや回復する可能性が高いという見解が出されました。
韓国輸出入銀行によりますと、ことしの4月から6月までの第2四半期の輸出額は、去年の同じ時期に比べて6.9%減少しましたが、7月から9月までの第3四半期には、去年の同じ時期に比べておよそ3%減少するものとみられるということです。
韓国輸出入銀行は、その背景について、「第2四半期の間に原油価格が上昇に転じたため、海の上で原油を採掘するための大型の船舶など、造船の需要が増えるものとみられる。また、第3四半期の、主要輸出相手国の景気や原材料の輸入額、為替などで輸出の先行きを予測する輸出先行指数は、前の第2四半期比べて1.2ポイント上昇しており、第3四半期には輸出がやや回復する可能性が高いものとみられる」と説明しています。