ユーラシア大陸を横断しているユーラシア親善特急列車に、平壌に駐在しているドイツの外交官も同乗したことが分かりました。
ユーラシア親善特急列車の運行は、朴槿恵大統領の統一に向けた構想の「ユーラシア・イニシアチブ」の一環として、韓国外交部部と韓国鉄道公社が共同で主催したもので、文化・芸術界の関係者、大学生など、250人余りが特別列車でユーラシア大陸を横断します。
列車は20日、ロシアのイルクーツクに到着、イルクーツク中心街で記念フェスティバルが開かれ、韓国の歌やロシアの舞踊などが披露されました。
列車に同乗した平壌駐在のドイツの外交官は、「北韓は無条件の支援よりは相互協力を望んでいる」としたうえで、「統一を経験したドイツ人として、南北をつなぐ架け橋になりたい」と語りました。
また、韓国系アメリカ人で平壌科学技術大学教授のイ・ビョンムさんは、「北韓の大学生の実情を韓国の大学生に伝え、相互理解を増進することに寄与したい」と語りました。