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経済

韓国の若者の失業率 中高年の3.7倍

Write: 2015-07-21 10:27:09Update: 2015-07-21 10:27:09

韓国の若者の失業率 中高年の3.7倍

韓国の若年層の中高年層に比べた失業率がOECD=経済開発協力機構の加盟国平均を大幅に上回っていることがわかりました。
韓国銀行が20日にまとめたところによりますと、韓国の若年層の失業率の中高年層の失業率に対する比率は、2013年時点で3.7倍で、OECD平均の2.1倍を大幅に上回っています。
韓国では、若年層の失業率の中高年層の失業率に対する比率は、2007年は2.88倍だったのが、2013年には3.7倍、今年1月から3月までの第1四半期は3.93倍へと、大幅に上昇しています。
2013年時点の3.7倍は、ドイツの1.6倍や日本の1.8倍の2倍を超えていて、アメリカの2.1倍、フランスの2.4倍、イタリアの3.1倍と比べても高くなっています。
これは、韓国の若年層の雇用情勢が厳しいことを示すもので、韓国の若年層の雇用率は、2004年の45.1%から今年6月には41.4%と、3.7ポイント下落しています。
これは、経済成長の鈍化が続いていることや、若年層の雇用率が高いサービス業が経済に占める割合が縮小し、若者の雇用が減っていることなどが背景にあるものとみられています。
高学歴の失業者も多く、若年層の失業者のうち、大学卒業以上の高学歴者が占める割合は、去年の時点で52%となっています。

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