マーズ=中東呼吸器症候群の新たな感染者が、今月6日から16日連続で確認されず、死亡者も10日連続発生していません。
保健福祉部の中央マーズ管理対策本部によりますと、21日午前6時現在、マーズに感染した人は、合わせて186人、死亡者は36人で、変動はありません。
またこの病気による致死率は19.35%となっています。
さらに、隔離対象者は、前日より17人減って5人となりました。
現在治療を受けている感染者は14人となっています。
終息宣言の基準は、最後の患者が完治した日から最大潜伏期間である2週間の2倍である28日後となることから、終息宣言は、このまま新たな患者が発生しなければ、来月中旬頃になる見通しです。
保健当局は、それより先に、マーズの危機警報レベルを、現在の「注意」から1段階下げ、最も低い「関心」にすることにしています。