イランの核問題をめぐる欧米など6か国とイランの協議が最終合意に達したことを受け、韓国政府は、イランに対する経済制裁のため中断していた韓国とイランの長官級経済協議チャンネルを8年ぶりに再稼動することになりました。
産業通商資源部の禹泰熙(ウ・テヒ)通商次官補は21日、政府世宗庁舎で定例会見し、「2007年以降中断していた韓・イラン経済共同委員会をことし下半期に開催する予定だ。時期や方法などについては外交部と協議中だ」と発表しました。
そして「今月末にイランを訪問して尹相直(ユン・サンジク)産業通商資源部長官の書簡を手渡し、イランとの経済協力の拡大を望む韓国政府の強い意志を伝える計画だ」と述べました。
政府は、イラン核協議が最終合意に達したことを受け、韓国企業のイラン進出を支援する方針を打ち出しています。