北韓は、江原道元山(ウォンサン)から南部の金剛山(クムガンサン)に至る大規模な経済特区の「元山金剛山国際観光地帯」の開発について、条件を満たした投資家にさまざまな特典を与えると23日、発表しました。
北韓の朝鮮中央通信は23日、元山金剛山国際観光地帯開発推進委員会のオ・ウンギル副委員長の話として「アジアやヨーロッパの企業が設計や情報技術、旅客運輸などの分野で事業協力の意向を示し、複数の投資契約が締結された」と報じました。
朝鮮中央通信はまた、北韓政府は元山金剛山国際観光地帯で2017年まで、先に投資し、あとで補償するという条件や、土地総合開発方式を受け入れる投資家に対しては有利な投資対象を優先的に提供し、土地使用料を引き下げるなどの措置をとったと伝えました。