外交部は、来月マレーシアで開かれるARF=ASEAN地域フォーラムで南北が接触する可能性について、「対話のドアは常に開いている」と述べました。
外交部の魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官が23日の定例会見で述べたものです。
このなかで、魯光鎰報道官は、「北韓のリ・スヨン外相がARFに出席するかどうかは決まっていないが、常に対話の扉を開いている」としています。
そのうえで、リ・スヨン外相がARFに出席する可能性について、「過去に出席した例が多く、それを念頭に置いて状況を見ている」と述べました。
リ・スヨン外相は、去年8月、ミャンマーのネピドーで開かれたARF閣僚会議に出席しましたが、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官とは顔を合わせただけで、会談は実現しませんでした。
北韓はマレーシアで代表団の宿泊先を手配しているとされていることから、リ・スヨン外相が出席する可能性が高いものとみられています。