マーズ=中東呼吸器症候群の新たな感染者が、今月6日から20日連続で確認されず、死亡者も発生していません。
保健福祉部の中央マーズ管理対策本部によりますと、25日午前6時現在、マーズに感染した人は、累計で186人、死亡者は36人で、変動はありません。
自宅隔離者の最後の1人の隔離措置は27日午前0時に解除されることから政府は来週初めにも国民に対して、安心して日常生活に戻ることを呼びかけるメッセージを発表する予定です。
WHO=世界保健機関の基準では、最後の患者が完治した日から28日経った日が終息宣言の日となり、現在のままで推移すると、終息宣言は来月中旬頃になりそうです。
そのために、政府は、それ以前に何らかの形で国民の不安を払拭することが必要だと判断したためとみられます。