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社会

慢性疾患持つ高齢者の薬代 「低所得者は所得の13.1%」

Write: 2015-07-27 10:11:46Update: 2015-07-27 10:11:46

慢性疾患持つ高齢者の薬代 「低所得者は所得の13.1%」

高血圧や糖尿病、関節炎などの慢性疾患を患っている低所得層の高齢者が使う薬の購入費は、所得全体の13.1%を占めており、高所得者に比べて6.9倍高い割合となっていることがわかりました。
韓国保険社会研究院が、2012年の実態調査のデータを分析したところによりますと、65歳以上の高齢者の75.9%が高血圧や糖尿病など、長期間薬を飲む必要がある慢性疾患を患っています。
また、高齢者の所得を3つのグループに分けて、所得に占める薬の購入費の割合を分析したところ、所得が高いグループでは1.9%だったのに比べて、所得が低いグループでは13.1%に上っているということです。
これについて韓国保険社会研究院は、「慢性疾患は長期間薬を飲む必要があるが、低所得層の場合、所得全体に占める薬の購入費の割合が高いため経済的な負担も大きく、薬が飲めなくなって病気が悪化する可能性が高い。低所得層の高齢者のための医療費支援が必要だ」と指摘しています。

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