福島第1原発事故を受けて、韓国政府は、おととし9月から福島など日本の8県の水産物の輸入を禁止していますが、一方で、日本産太刀魚の輸入量は年々増えています。
関税庁が29日に発表した統計によりますと、ことしに入って6月末までの太刀魚の海外からの輸入量は、708トンで、すべてが日本産です。
日本産太刀魚の年間輸入量は、2012年は597トンでしたが、2013年は793トン、去年は1136トンと、毎年増えています。
また日本産冷凍太刀魚の年間輸入量も年々増え、2012年はわずか78トンだったのが、2013年は103トン、去年は357トンとなり、ことしは6月末の時点ですでに去年の年間輸入量を上回っています。