銀行の定期預金の金利が、ことし3月に初めて2%を割り込んだのに続いて、定期積立金の金利も初めて2%を割り込みました。
韓国銀行が29日、発表したところによりますと、先月6月に銀行の定期積立金の金利は、5月より0.07ポイント下がって、年1.94%になったということです。定期積立金の金利が2%を割り込んだのは統計を取り始めた1996年以来、初めてのことです。
また6月の定期預金の平均金利は年1.65%で、5月より0.08ポイント下がっています。
一方、銀行の貸出金利も5月より0.07ポイント下がって年3.49%となりました。
これは韓国銀行が去年8月以来、4回にわたって政策金利を引き下げ、政策金利がこれまででもっとも低い年1.5%になっていることが影響したものとみられます。