三星電子のことし4月から6月の第2四半期の連結決算は、営業利益が6兆9000億ウォンで、第1四半期に比べて15%増えましたが、去年の第2四半期に比べると4%の減少となりました。
三星電子が30日に発表したところによりますと、ことしの第2四半期の売上高は48兆5400億ウォンで、第1四半期に比べておよそ3%増えました。
部門別では、スマートフォンなどのIT モバイル部門の営業利益は2兆7600億ウォンで、第1四半期に比べて200億ウォンの増加にとどまり、3兆ウォン突破はなりませんでした。
一方、半導体部門の営業利益は3兆4000億ウォンで、全体の業績を引っ張りました。この営業利益は、四半期ベースでは2010年7月から9月期の3兆4200億ウォンに次ぐ、過去2番目です。
これらの結果、三星電子は中間配当を1株1000ウォンとしました。
これは去年の中間配当の2倍にあたるもので、株主還元を強化するためのものとされています。