長かった梅雨が明けた今週、韓国は猛暑に見舞われ、28日から3日間で、熱中症による死者が4人出ました。
保健福祉部の疾病管理本部によりますと、忠清南道（チュンチョンナムド）牙山（アサン）市に住む34歳の男性が28日、建設現場での作業の途中に熱中症で意識を失って倒れ病院に運ばれましたが、死亡しました。
また、29日には全羅南道（チョンラナムド）順天（スンチョン）市に住む80代の女性が、農作業の途中に意識を失って倒れ、亡くなりました。
続いて30日も70代の男女が熱中症で亡くなりました。
31日は、南部地方で日中の最高気温が35度を上回る猛暑日となっていて、ソウルなど中部地方も33度前後の真夏日となっています。
31日午後2時現在、ほぼ全国にかけて猛暑警報や注意報が出されており、保健当局は、お年寄りや体の弱い人は外出を控えるとともに、十分に水分をとるなど、健康管理に注意するよう呼びかけています。