北韓が、韓半島北西部の平安北道(ピョンアンブクド)鉄山(チョルサン)郡東倉里(トンチャンリ)にある長距離弾道ミサイル発射台に覆いを設置する作業を進めていると、2日に日本の共同通信が報じました。
それによりますと、北韓は、東倉里で高さ50メートルの長距離弾道ミサイル発射台を67メートルにまで伸ばす増築工事を進めていましたが、最近、工事が終わった発射台に、覆いを設置する作業を行っていることが確認されたということです。
また、アメリカ当局は、覆いの設置について、長距離弾道ミサイルを発射するための準備作業が、偵察衛星による監視に見つからないようにする狙いがあるとみて、警戒を強めているということです。
これについて専門家らは、北韓労働党の創設日である10月10日の前後に、北韓が長距離弾道ミサイルを発射する可能性が高いと分析しています。