韓国では、一定期間以上働いていた会社を辞めたあと、新しい職場を探す人の生活を支援する「求職給与」という制度がありますが、ことし1月から7月までの間に求職給与の支給額が増加した一方で、新規の申し込みは減少したことがわかりました。
「求職給与」は、雇用保険に加入している事業所で180日以上働いて給料を受け取っていた人が、契約期限が終了したり、退職勧告を受けたりして仕事を失ったあと、再就職に専念できるよう政府が給付する生活支援金です。
雇用労働部によりますと、ことし1月から7月までの求職給与の支給額は合わせて2兆6779億ウォンで、去年の同じ期間に比べて12.8%増加しました。
その一方で、同じ期間に求職給与の受給を新たに申し込んだ人は61万4000人で、去年より1.3%減少したということです。