MERSコロナウイルスの感染者が多数出て、一部閉鎖措置が取られていた三星ソウル病院が3日から正常な運営に戻りました。
三星ソウル病院では感染者が全体の半数近く出たため、6月13日から一部を閉鎖する措置が取られていましたが、先月20日に閉鎖を解除して、再診患者の診療を始めていました。
そして3日からは、新規患者の外来診療や救急患者の診療も再開して、正常な運営に戻りました。
三星ソウル病院は、新たに発熱や呼吸器の症状を訴える患者を診療する施設を設けたほか、救急室で感染者が多く出たことを受けて、今月中についたてを設置して、救急室の個室化を進めることにしています。
コロナウイルスの新規感染者は29日間連続で出ておらず、これまでの感染者は186人のままとなっています。
現在12人が治療中ですが、ウイルス検査で陰性反応が出た11人は後遺症の治療中で、陽性反応が出た患者は1人だけとなっています。