ことしの梅雨は例年より期間は長かったものの、降水量は少なかったことがわかりました。
気象庁が3日発表したところによりますと、ことしの梅雨の期間は、済州島は30日間で例年より2日短かったのに対して、南部は36日間で例年より4日、中部は35日間で3日長くなりました。
梅雨の間降った雨の量は、全国平均が239.8ミリで例年の67%にとどまりました。中でも中部は、221.4ミリで例年の60%でした。
これについて気象庁は、梅雨の前半は、梅雨前線が主に南部に停滞し、後半は台風が相次いで北上して梅雨前線が十分に発達しなかったため、降水量が少なかったと分析しています。