日本から独立した1945年以後、最も誇らしかった出来事として、韓国国民のうち「2002年サッカーワールドカップでの準決勝進出」と考えている人が最も多かったことが、MBCが行った意識調査で分かりました。
MBCは、光復70周年を前に一般国民3000人と、専門家200人を対象に、「光復以後、最も誇らしかった出来事」について調査しました。
その結果、1位は「2002年韓日共催サッカーワールドカップでの準決勝進出」で29.5%、2位は「88年ソウルオリンピックの開催」で19%、3位は「1997年暮れの通貨危機の際、国民挙げての金集め運動」で6.3%となっています。
一方、「韓国の経済発展の決め手は何だと思うか」についての調査で、専門家グループは、1962年の経済開発5か年計画着手、1970年の京釜高速道路工事完成、1987年の6月民主抗争と6.29宣言をあげています。
6月民主抗争は、全斗煥軍事独裁政権時代の1987年6月10日から、学生や労働者が全国各地で繰り広げた反独裁民主化運動で、大統領の直接選挙制度を盛り込んだ憲法改正など、一連の民主化措置を軍事政権に約束させた「6.29宣言」を引き出す原動力となりました。