政府は、光復節の前日の今月14日を「臨時公休日」と指定して、全国の高速道路の通行料金を無料にする方針を打ち出しましたが、それによる料金収入の減少分は、184億ウォンに上るという見込みが発表されました。
国土交通部が試算したところによりますと、今月14日の高速道路の通行量は500万台を上回るとみられ、これによって無料となる料金は、韓国道路公社が運営する高速道路で149億ウォン、民間資本が投じられた高速道路で35億ウォン、合わせて184億ウォンに上る見込みです。
政府は、通行料金無料化による収入減少分への補てんは行わないとしているため、慢性的な負債を抱える韓国道路公社の財政がさらに悪化することになります。
全国の高速道路の通行料金を無料にするのは、韓国道路公社が設立されて以来、初めてのことです。