日本脳炎を媒介する蚊が一定の割合を超えたため、保健福祉部の疾病管理本部は6日、全国に日本脳炎警報を出しました。
日本脳炎警報は、全国の30か所で採集した蚊のうち、日本脳炎を媒介する蚊の数が50%以上で500匹以上である場合や、日本脳炎患者が発生した場合に発令されます。
疾病管理本部によりますと、南部の釜山(プサン)で先月28日に採集した蚊のうち、日本脳炎を媒介する蚊が80%以上で、500匹以上に達しました。
しかし釜山以外の29か所では、まだ50%に達していないということです。
疾病管理本部は、蚊の活動が活発な10月下旬までは、「かや」や防虫網を使い、夜間は屋外での活動をなるべく避けるよう呼びかけています。