北韓が日本の植民地支配からの独立70年にあたる今月15日から、標準時間を30分遅らせることを決めたことについて、国連の専門機関の国際電気通信連合は、北韓から事前通報はなかったと明らかにしました。
国際電気通信連合の関係者は、アメリカの自由アジア放送とのインタビューで、「世界は、通信や交流などのために24の時間帯に分かれており、それぞれの国が標準時を採用しているが、どの標準時にするかは勧告事項であって強制力はない」と語りました。
これについて、アメリカの北韓専門家は、「北韓は国際標準時を取り入れない場合に起こる社会経済的な費用を考慮していない」と指摘しています。