このほど平壌を訪問した金大中元大統領の夫人、李姫鎬氏が、金正恩第1書記と面会できなかったことについて、与野党はともに遺憾の意を表明しました。
与党セヌリ党の報道官は9日、論評を発表し、金正恩第1書記の招待で実現した訪問だったにもかかわらず、招待しておいて会わないのは理解し難いことだとして、遺憾の意を表明しました。
一方、野党新政治民主連合は8日に論評を発表し、面会が実現しなかったのは、韓国政府が李姫鎬氏の平壌訪問を個人としての訪問だと強調したためだとしたうえで、政府がこうした機会を十分活用しなかったのは残念なことだとしました。