朴槿恵大統領は、北韓が８月１５日から標準時間を３０分遅らせる「平壌時間」の設定を発表したことについて、批判しました。
朴大統領は１０日の首席秘書官会議で、北韓が一方的に標準時間を遅らせる決定をしたことについて遺憾の意を表明し、標準時間の変更は平和的な統一に向けた努力に逆行するものであり、国際社会の流れを無視する決定だと批判しました。
また、今回の決定で南北間の異質性はより深刻になり、北韓は国際社会でさらに孤立することになるだろうとしました。
朴大統領は安倍首相の戦後７０年の談話についても言及し、談話の中で、過去の政権の歴史認識を継承するとの点を明記すべきだとの考えを明らかにしました。
また、アメリカに住む日本軍慰安婦被害者のパク・ユニョンさん（９３）が８日、死去したことについて、名誉と尊厳を回復できないまま死去したとして、日本政府はより成熟した姿勢でこの問題に取り組むべきだと指摘しました。