格安航空会社が誕生してから10年が経ちましたが、旅客占有率が50%を超えるなど、急成長しています。
韓国では2005年に済州航空が格安航空会社としては初めて運航を始め、今では5社の格安航空会社が運航していますが、国内線の旅客占有率は53%と、半分を超えました。
また、国際線は、ことしに入ってから16の路線でさらに運航が始まり、旅客占有率は13%を超えました。
国際線の利用者は2010年には107万人でしたが、去年は610万人に増えています。
格安航空会社は、旅行需要が増えていること、燃料費の下落などで航空市場が拡大していること、価格競争力があることなどの理由で急成長していますが、外国系の格安航空会社に比べると相対的に価格競争力が劣ること、また、老朽化した機体や安全性などが、問題点として指摘されています。