アメリカ国務省は、北京で9月に開かれる抗日戦勝70周年記念式典に韓国が参加するかどうかは、韓国政府の判断で決めることだとする見解を改めて強調しました。
アメリカ国務省のトナー副報道官は11日の記者会見で、「韓国の誰が、どんな形式で式典に出席するかについてアメリカは圧力をかけていない」と述べ、アメリカが朴大統領の式典への出席を見送る代わりに、中国駐在韓国大使の出席を奨励したと伝えた韓国メディアの報道を否定しました。
これに先立って、日本の共同通信は9日、アメリカ政府当局者の情報 として、アメリカ国務省が、韓国に対して、「韓米同盟に中国がくさびを打ち込んだとの誤ったメッセージになる」として懸念を示し、出席を見合わせるよう事実上要請したと伝えましたが、アメリカ国務省は報道内容を強く否定していました。