12日午後1時前、ソウルの日本大使館前で80代の韓国人男性が自身の身体に火をつけ全身にやけどを負って近くの病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。
ソウルの日本大使館前では、2012年に定められた「世界慰安婦の日」を記念する、韓国挺身隊問題対策協議会主催の水曜集会がおよそ1000人あまりが参加して行われていました。
「世界慰安婦の日」は、8月14日で、これは、 1991年8月14日に、元日本軍慰安婦のキム・ハクスンさんが初めて日本軍慰安婦の存在を証言したのを記念して定められました。
警察と消防当局によりますと、80代の男性は集会現場近くで、自分の身体に火をつけたということですが、間もなく集会の参加者らが消し止め、近くの病院に搬送されたということです。
警察で身元確認や動機など詳しい事情を調べています。